今年度より浜松城北工業高校と株式会社ジュニアアスリートが提携したキャリアサポートプログラム『Jタイムズ(主催/株式会社ジュニアアスリート)』が始動。初年度となる今年は、1年生を対象に15分ずつ6週にわたり開催。幅広い業種を知る機会を作った。
城北工業高校で職業ガイダンス。
浜松城北工業高校
令和6年9月24日、10月28日、11月5日、11日、19日、26日の六日間にわたって浜松城北工業高校で職業講話を実施した。講師を務めたのは、株式会社クレステック、株式会社システック、株式会社マブチ工業、明光電気株式会社、株式会社リンク、ヤマハ発動機株式会社の6社。6クラスある同校の1年生を対象に各日15分ずつ、放課後のショートホームルームの時間を使って全クラスの生徒に向けて講話を行った。
15分という短い時間ではあったが、その企業の特徴や働きがい、社会人として必要なことなどを学生たちに伝えた。
この取り組みは、令和4年度より文部科学省によりマイスターハイスクールに指定されたことと、浜松地域に根差した工業高校として、地元企業との連携した教育を通して、社会で活躍できるスペシャリストの育成を目指すという同校のスクールミッションに沿って始まった取り組み。今後の進路選択に向けて様々な業種を知ると共に、今学んでいることが、今後社会でどう活きていくのかを知る機会となった。
来年度以降もこの活動は継続していく予定。その中で、各学年でプログラムを組みながら、学生たちがよりよい学びをできるように努めていく。この街の未来を担っていく学生たちのために、学校と民間企業が協力していく形をもっともっと増やしていきたい。
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