怪我をしたことで多くの人に支えられていることを認識することができた。
渥美 七海
西遠女子学園高校 バレーボール部
－－－バレーボールを始めたきっかけは？
「兄が野球をやっていたので一緒に野球をやっていたのですが、チーム内に2つ上の女子がいて、その子が野球を辞めてバレーボールをやると言っていたので、じゃあ私も、みたいな感じで始めたのがきっかけです」
－－－その時の所属チームは？
「小学3年生の時に新居バレーボールスポーツ少年団に入りました」
－－－小学校の時の思い出は？
「元々は右利きなんですが、監督が左を一人欲しかったのか、5年生の時に左で打つように矯正され左で打つようになったことですかね。まあ、お陰で両方バランス良く使えるようになりましたけど（笑）」
－－－中学の時の所属チームは？
「新居中学校バレーボール部です」
－－－中学の時の思い出は？
「最後の夏季大会の県大会で優勝できて、全国大会にも出場できたことです。JOCには入れなかったので、そこは少し悔しかったですね」
－－－西遠女子学園高校を選んだ理由は？
「中学の時から常に決勝で対戦するライバル校でした。その相手と一緒にやってみたいと思ったことと、中学の時、全国大会前に一緒に練習させてもらって、活気のあるチームだと思っていたので、進学を決めました」
－－－実際に入ってみてどうですか？
「高校バレーは違うなと思いました。当初はコートに立っても何もできなくて…。そんな時に靱帯を切ってしまいました。もう辞めようかとも思ったのですが、先輩や仲間、中学の時のチームメイトなど、たくさんの人に励ましてもらい、最後までやろうと決意し、リハビリを頑張りました。中学では部員が少なかったのでコートに立てるのが当たり前でしたが、コートから離れて初めて、コートに立てることが当たり前のことじゃないことに気付き、たくさんの人に支えられていることを認識することができたので、今となっては怪我をしたこともいい経験だったと思えます」
－－－総体での目標は？
「県で優勝して全国に行くことです。個人的には、一年間全く力になれなかったので、大事なときに声を掛けたりしてコートを明るくしながら、少しでもチームを盛り上げられるようにしていきたいです」
－－－将来の夢は？
「保育士になりたいので短大への進学を考えています。今まで母にはとても助けられたので、できるだけ早く就職して母を楽ににさせてあげたいです」
