静岡産業大学の開学30周年記念事業として開催された『静岡産業大学ダンスの夕べ2024〜ダンスダンスダンス〜』。地元の高校7チームもステージでダンスを披露した。

大学生と共に7つの高校が出演。

静岡産業大学ダンスの夕べ2024〜ダンスダンスダンス〜

令和6年12月22日に磐田市民文化会館かたりあにて『静岡産業大学ダンスの夕べ2024〜ダンスダンスダンス〜』が開催された。このイベントは、2023年に大学主催事業として始まり、好評を博した。今年は規模を拡大し、大学のダンス部や授業作品、高校のダンス部、磐田市民によるチームなど、20団体が出場。ヒップホップやコンテンポラリー、社交ダンス、エアロビック、チアリーディングなど、ダンスの種類も多岐に渡った。

地元の高校からイベントに出演したのは、夏の全国大会で特別賞を受賞した静岡県西遠女子学園高校や、今春、両国国技館で行われる全国大会への出場を決めた浜松東高校をはじめ、磐田西高校、磐田南高校、磐田北高校、磐田東高校、浜松啓陽高校のダンス部7チーム。それぞれが限られた時間内で思い思いの作品を披露し、会場を大いに盛り上げた。

このイベントの目的は、様々なダンスを知ってもらい、音に合わせて体を動かすことで年齢や性別に関係なく多くの人と繋がれるダンス本来の魅力を知ってもらうこと。そして、自分たちの得意とするジャンルだけでなく、違うジャンルのダンスを見ることで、新たな発見を得ること。今後は、他国のダンスを取り入れるなど出演者の幅を広げていくと共に、高齢者の方を招待するなど客層の拡大にも力を入れていくという。磐田市はダンスが盛んな地域でもある。静岡産業大学では、ダンスの実践教育を通して、年齢や国籍の垣根を超えた新しいコミュニティを作り、さらに地域を活性化するダンスイベントを来年以降も継続していく予定。ダンスが好きな気持ちは、多くの人の心と体を動かし、地域全体を元気にすることができる。その地域を担っていく高校生たちが、大学と共に地域のことを考えていってくれれば、この上ない財産となっていくだろう。


エンケイ

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