令和6年11月3日に小笠山総合運動公園で行われた『静岡県高等学校駅伝競走大会』で優勝を果たした浜松市立高校。2年連続3回目となる全国大会出場を決めた。
2年連続3回目の都大路。
浜松市立高校陸上競技部
令和6年11月3日に小笠山総合運動公園で行われた『静岡県高等学校駅伝競走大会』で優勝を果たした浜松市立高校。2年連続3回目となる全国大会出場を決めた。
前回王者として迎えた今大会。優勝候補筆頭ではあったものの、序盤は苦しいレース展開となった。1区で鳥居夕里佳が区間記録を更新するも、それを大きく上回った浜松商業高校にトップを譲り、2位で2区へ。2区、3区でも浜松商業に差を広げられる苦しいレースが続いた。この窮地を救ったのが4区の柏崎真歩。みるみると差を縮める猛追を見せ、52秒あった差が5秒まで縮まり、序盤は見えなかったトップの背中が視認できる距離まで迫った。アンカーを任せられたルーキー河合柚奈は、襷を受けるとスタートからトップギア。1キロを越えたところで浜松商業を抜いてトップに立つと、その後はリードを広げ続け、終わってみれば36秒差をつけてゴールテープを切った。大会新記録を樹立した女王が強さを見せて大会連覇を達成。全国大会への切符を掴んだ。
11月24日に岐阜県で行われた東海高校駅伝では、1区で大谷芽以がトップに立つと、そこからトップを一度も譲ることなくフィニッシュ。4人が区間賞を獲得する完璧なレースで優勝を果たし、全国駅伝に向けて大きな自信を得た。
2年ぶりに挑んだ昨年の全国駅伝では、それぞれが力を出し切れずに30位という結果に終わった。今年の目標は、昨年を超えること。昨年の雪辱を果たし、最後は自分たちの納得のいくレースでこの一年を締めくくる。