古豪復活へ。
目指すはベスト8。
浜松市立高校
女子バスケットボール部
全国総体に6度、全国選抜には、7度の出場を果たしている浜松市立高校。
選抜での全国大会出場回数は、公立校としては市立沼津に次ぐ2位。近年は、私学の台頭もあり、上位争いに食い込めないものの、古豪復活を目指し、虎視眈々と上位進出を狙っている。
練習は、午後4時から7時まで。完全下校時間が決まっている為、限られた時間内でトレーニングに励む。そのため、週に3日30分の朝練習を行い、少しでも練習の時間を確保している。
小野田監督はこう話す。
「今年のチームは、目立ったプレイヤーもいないし、派手さもない。それでも、毎日コツコツと努力を積み上げてきた。文武両道の学校生活の中で、よく頑張っていると思います」
粘り強い守備からの速攻を基本とする中で、自分たちで考えてプレーすることを追求するのが、市立スタイル。
キャプテンの角本光さんは、「一体感を武器にチーム全員で戦うことができるチームです」と話す。
3年生が抜け、新チームで迎える初めての大会。
チームワークを武器に、古豪復活への第一歩を踏み出す。