フルスイング打線が
観客を魅了する。
浜松西高校
野球部
昨秋から開催された『浜松大会』の初代王者に輝いた浜松西高校。
秋季大会は初戦で磐田東高校に完封負け(0対3)を喫し、春季大会は3回戦で袋井商業に競り負け(6対7)、悔しさだけが残った。
佐藤監督はこう語る。
「“考える野球”を掲げ、選手が自ら考え取り組む環境を整えているつもりです。チームとして“打ち勝つ”ことに主眼を置いていますので、打撃練習には力を入れています。特に“見える化”を図るため、定期的にスイングスピードを計測しており、チームアベレージは136kmになりました。他とは違う練習をしているということを自信に、『やりきった』と思って打席に入ってほしい。観客の皆さんが『こんなに振れるチームがあったんだ』と思ってもらえるよう、全力で振ってもらいたいです」
主将の伊藤浩太郎くんにも話を聞いた。
「佐藤監督のメカニック理論を基に取り組み、伸びている実感があります。練習では厳しく、試合では観ている人も楽しい『エンジョイベースボール』で魅了したいです」
フルスイング打線が新たな歴史を刻む。
なお、浜松西高校は7月14日、島田球場の第二試合で静岡農業高校と対戦する。
※メンバー行はジュニアアスリートプラス掲載時のものです。