部活動は、学校生活の中で上下関係を学べる場のひとつ。先生や先輩だけでなく、保護者の方と関わった経験は、社会に出た時に大きな武器になると思います。

髙野陵輔さん/株式会社マブチ工業

Profile/浜松湖北高校野球部出身
高校時代は野球部に所属。伊平小学校、引佐南部中学校を経て引佐高校(現浜松湖北高校)に進学。高校卒業後にマブチ工業へ就職し、現在は職長として名古屋市近郊の現場を管理する。


厳しい中で揉まれた学生時代。

小学1年生から剣道を6年間やっていて、中学で野球部に入部し、野球を始めました。中学では、県大会で3位になるなど良い成績を収められたこともあり、高校でも野球をやろうと高校時代も野球に没頭しました。剣道も野球もどちらも厳しい中で鍛えられたこともあり、精神的には打たれ強くなったと感じています。僕たちの時代は、上下関係はとにかく厳しかったですが、そこで礼儀であったり、目上の人との関わり方を学べたと感じています。社会に出てすぐは、目上の人と関わることしかないので、スポーツを通して学んだことは、社会に出てとても役立っていると思います。高校3年生の最後の夏の大会では、目標であった一勝を挙げることができ、それまで十数年初戦負けだったチームの歴史を自分たちで塗り替えられたことは、今でも大切な思い出です。

資格をもっと取って成長したい。

建設の仕事に興味があったことと、体を動かす仕事をしたかったので、高校卒業後にマブチ工業に入社しました。現場によっては、朝早いこともありますが、部活動で規則正しい生活が身についていたので、特に苦に感じることはありませんでした。今は職長を任され、多くの職人さんをまとめる立場なので、みんなが気持ち良く仕事ができるように雰囲気を大切にしています。この雰囲気を大切にすることも野球を通して学んだことのひとつです。入社後に多くの資格を取得しましたが、もっと資格を増やし、若い社員たちのお手本となり、しっかりと指導ができるように、これからも成長していきたいと思います。

株式会社マブチ工業
本社/浜松市中央区三方原町622-8
TEL.053-437-5437

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