遊び心があれば、他人とは違う発想で小さな挑戦がたくさんできます。その積み重ねが自分を作っていきます。『他人と違う』は、社会では武器になります。

鈴木淳平さん/社会福祉法人天竜厚生会
Profile/天竜高校野球部出身
学生時代は野球部に所属。新原野球少年団、中郡中学校を経て天竜高校へ進学。天竜高校では中堅手として活躍。高校卒業後に天竜厚生会に入社。現在は介護福祉機器の提案や設置を行う。
自分を貫いてきた高校時代。
小学3年生の時に野球を始め、その年の夏に転校することになりました。それでもチームを移籍することなく、同じチームで野球を続けました。学校の友達と野球の仲間。そこは自分の中で分けていたと思います。野球が好きですし、本気でプロを目指していたので、馴れ合いになって言い合えない環境は良くないと考えていました。それは、中学や高校に行っても変わりませんでした。高校では、初めて挫折を味わい、野球が嫌いになりかけました。そんな時に友達が病気で入院している姿を見て、野球ができるだけで幸せだということを感じ、自分の中で意識が変わりました。そこから前の様に野球と向き合い、レギュラーの座を掴むことができました。最後に結果を出せなかったことは悔しいですが、自分を信じて取り組んできた日々が今の自分に繋がっていると思っています。

もらった恩以上のものを与えたい。
高校卒業後も野球を続けるという道もあったのですが、天竜厚生会にお世話になることにしました。最初は障害者施設で介護の仕事をしていましたが、3年前に病気になり、手術をすることになりました。そこから復帰しましたが、今までの様に仕事をすることができませんでした。周りの人に助けてもらうことも増えていく中で、今の自分にできることを考え、福祉機器の提案や貸与を行う部署に異動しました。まだまだ仕事を覚えている段階ですが、少しでも早く結果が出せる様に質と結果にこだわって日々頑張っていきたいです。そして、自分がいただいた恩以上のものを人に与えられる人間になっていきたいと思います。
社会福祉法人天竜厚生会
TEL.053-583-1115
本部/浜松市天竜区渡ヶ島217-3
