ベスト8を取り戻し、
壁を越えてベスト4へ。
浜松日体高校
女子バレーボール部
6人の3年生が残った浜松日体高校。
練習は午後4時(もしくは5時)から7時まで。専用の体育館を持つため、一面を使って常時練習できるのが特徴。普段の練習は大半が基礎練習。週末には練習試合を重ね、そこで出た課題を練習にフィードバックし取り組む。
毎週水曜日には、中学生を対象にバレーボール教室を開催し、競技の普及と地域貢献に一役買っているのも同部の特徴。
今年のチームが目指すのは、セッターを中心としたコンビバレー。
「総体では完成度が低かった」と話すのは顧問の松井先生。
「チーム状態が悪いまま大会に入ってしまい、大事な所でのミスが目に付きました。正直、練習不足でした。全日本に向けては新しいことはやりません。とにかく今まで取り組んできたこと、コンビバレーを完成させたい。最後まで彼女たちのバレーを貫きたい」
総体が終わり、練習メニューは3年生が考え、実践。
「ここまで残ってくれた3年生は特別。彼女たちの自主性を信じている」と松井先生。
指導者と選手との絆が、チームをベスト4へと押し上げる。
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