環境に屈することなく初となるベスト8を狙う。
浜松湖東高校 野球部
創部から16年目を迎えた浜松湖東高校。秋季大会では、コールド勝ち目前からまさかの逆転負け。気の緩みが生んだ悪夢を経験した。春季大会では、初戦の横須賀高校を4対2で下し、初戦を突破。2回戦で浜松商業高校に4対9で敗れるも、自分たちの力を計る良い経験を得た。
校内でも新しい部活ということもあり、練習環境は決して恵まれているわけではない。グラウンドには土を入れられず、マウンドもない。夜には、地域の少年サッカーやソフトボールチームにグラウンドを貸しているため、7時過ぎにはグラウンドが使えなくなる。時間も設備も限られた中で力をつけることを求められ、工夫を凝らしながらレベルアップを目指してきた。
キャプテンの内山聡太くんは、「他校に比べれば、厳しい環境の中でやっていると思います。それでも、チームの雰囲気も良く楽しく野球ができています。この環境だから学ぶことも多く、身につくこともある」と話す。
目標は、初となるベスト8進出。まずは、歴代最高となるベスト16を目指す。
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