令和6年11月3日に小笠山総合運動公園で行われた『静岡県高等学校駅伝競走大会』で優勝を果たした浜松日体高校。2年連続10回目となる全国大会出場を決めた。
2年連続10回目の都大路。
浜松日体高校陸上競技部
令和6年11月3日に小笠山総合運動公園で行われた『静岡県高等学校駅伝競走大会』で優勝を果たした浜松日体高校。2年連続10回目となる全国高校駅伝出場を決めた。
前回王者が今年も盤石の強さを発揮した。昨年の優勝を経験した5名を擁し、優勝候補筆頭で挑んだ県大会。目標は、全国大会出場を決めることと、大会新記録を樹立すること。「ほぼ想定通りのレースでした。昨年も経験しているメンバーも多く、能力の高い選手が揃っています。それぞれが自分の役割を果たせたことが大きかったです」と岩崎蒼史主将が話すように完璧なレースでふたつの目標を見事に達成した。
1区で山本拓歩がトップと24秒差の3位につけると、2区の石田悠翔が区間新記録の快走で順位をひとつ上げて3区へ。3区で佐藤瑞城が区間賞の走りでトップに立つと、4区の古井海成(区間新)、5区の竹下諒(区間賞)、6区の小野真和(区間新)とリードを広げてアンカーに襷を繋ぐ。2分以上のリードで襷を受けた小川志生がリードをしっかりと保ってゴール。全員が区間3位以内(区間賞5名のうち区間新3名)という選手層の厚さを見せつけ、2時間8分44秒という大会新記録を樹立して今年も全国大会への切符を掴み取った。
山本拓歩は、「自分の目標としていたタイムで走れなかったので、個人的には全然満足できませんでした」と話し、小野真和も「コンディションが上がり切っていない中で区間新を出せたことは良かったですが、もっとコンディションを上げていきたいです」と話す。昨年の全国大会は28位。目標の20位以内には及ばなかった。今年の目標は15位以内。それぞれがベストを尽くして、今年こそ目標を達成して、最後のレースを締めくくる。