4科が連携できる特徴を活かした組織として地域と繋がる。

津田 セイジ
浜松湖北高校 湖北MAGIC株式会社
皆さんは『湖北MAGIC(マジック)』を知っているだろうか。これは浜松湖北高校の中にある“会社”で、「地域と共に!地域を元気に!」をコンセプトに、浜松湖北高校の生徒約960名が“社員”として地域の企業や自治体と連携しながら地域貢献を目指す組織。湖北高校には、普通科のほか、産業マネジメント・(農業科)と産業マネジメント・(工業科)、産業マネジメント・(商業科)があり、これら4つの科が連携して活動している。MAGICという名称は、「普通、農業、工業、商業科の連携」という意味の英語の略称で、生徒が社長を務める“会社”という形態をとっている。MAGICには社長以下、副社長、広報など11名の取締役がおり、全ての運営を生徒自身が行う。
今回は、その湖北MAGICの社長、副社長、そして広報の二人に話を聞いた。
---まずは津田社長、湖北MAGICの活動について教えてください。
「湖北MAGICの特徴は、浜松湖北高校の強みを活かした4科の連携にあります。アイデアに秀でた普通科、モノづくりが得意な工業科、カフェなどを運営する商業科、そしてそのカフェに農業科が商品を提供するといった形でひとつの会社となり、地域と繋がるための組織として、開校時の4年前に“創業”しました。毎年20ほどの“事業”を展開しています」
---社長に就任したきっかけは?
「1年生の時に先生から「やってみないか?」と言われたことがきっかけです。説明を受けた際に興味を持ちましたし、この経験は社会に出てからも活かせると思ったので快諾しました」
---なるほど。浜松湖北高校に進学した理由を教えてください
「友人が「浜松湖北高校に行く」と言ったこと、そして学校のことを調べたら4つの異なる科があることが分かり『面白そうだな』と思ったこと、それと通学距離も適していたので、湖北高校への進学を決めました」
---今は何か部活に入っていますが?
「ビジネス部に所属しています。主にはパソコン検定の取得を目指しています」
---将来の目標を教えてください。
「日本語のほか、ポルトガル語も話せます。今後は英語など他の言語も勉強して、語学力を活かした国際関係の仕事に就ければと思っています」
活動についての詳細は「浜松湖北高校」webサイトにて。




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