“常識を疑う野球”で
ベスト16超えを狙う。
湖西高校
野球部
「あるあるを崩す」。昔からある高校野球の“あるある”。
例えば、走らない。短距離ダッシュなどはやるものの、よくある、「グランド何十周」という練習はしない。
作るべきは短距離選手の体であって、長距離選手の体ではないから、というのがその理由。
練習も目一杯やらない。8割程度のやりきった感で終わる。
それが翌日へのモチベーションになるという。
他校との差別化が、選手の自信になり、チームの誇りとなる。
それが湖西高校の野球だ。
平日の全体練習は午後4時から7時頃まで。試合で起こりうる場面を想定し、練習に取り入れる。
練習のための練習はしない。
技術の向上よりも、戦い方、野球の面白みを理解させるためのメニューが中心。7時以降は、個々が自主練習を行う日が多い。
夏に向けては、練習試合の中で、「ピンチの凌ぎ方」や「打席での駆け引き」など、とにかく選手に“考えさせる”ことに重きを置く。
過去の最高成績は、“ベスト16”。
MAX141kmの2年生エースを擁して、それ超えを狙う。