私には音楽しかない。
最後は全国金賞を取りたい。
鈴木 悠里
浜松聖星高校 吹奏楽部
---音楽を始めたきっかけは?
「吹奏楽部だった母の影響で、ピアノ教室に通い始めたのがきっかけです」
---何歳くらいから?
「4歳です。偶然ピアノ教室の前を通りかかった時、母に『やる?』って言われたので、『やる!』と(笑)」
---小学校の時に、他にやっていたことは?
「小学校に金管バンド部があったので、そこでトランペットをやっていました」
---その時の思い出は?
「演奏会に招かれた時に、お揃いの白いシャツ、黒いズボンを履いて、みんなで『頑張ろうね』って言ったことを覚えています」
---中学でも吹奏楽部ですが、迷いはなかった?
「ありました。ピアノをやっていて、それに吹奏楽もやるとなると、お金も掛かるので、父親には反対されていました。それで運動部に入ろうと思っていました。ただ、自分が吹奏楽部を見る側になったら、『なんか嫌だな』って思うだろうと想像したので、『ピアノ教室辞めるから吹奏楽やらせて』とお願いしました。父親とはケンカになりましたけど(笑)」
---中学での思い出は?
「全国大会金賞を目指してやれたことです。最終的には東海大会までで、全国には届かなかったのですが、しっかりと目標を持って活動できたことが、私にとって一番の思い出です」
---浜松聖星(海の星)高校を選んだきっかけを教えてください。
「最初は公立高校に行こうと思って悩んでた時に、顧問の先生から、『海の星どう?』と勧められて、海の星の演奏会を見に行きました。ここは実績を残しているので、『中学の時に手が届かなかった舞台で演奏できるチャンスがある』と思って決めました」
---高校で部活やってみてどう?
「想像していたのは厳しい世界だったので、不安が盛りだくさんでした(笑)。入ってみると、特に一年生は楽しいことをやらさせてもらえるので、『こんな楽しくていいのかな』って思ってました。もちろん、実績を残さなければならないので、厳しいこともありますが、好きで始めたことなので、最後までやりきろうと思って、今に至ります(笑)」
---最後の大会に向けての目標を教えてください。
「全国大会金賞です」
---将来の目標を教えてください。
「これまでずっと音楽をやってきて、『私には音楽しかない』と思っているので、音楽に携わる仕事に就けたら、と思っています」