国内トップレベルの環境で自分と向き合い成長する。
静岡産業大学
体操部
男女総勢65名と全国的に見ても部員数が多い静岡産業大学体操部。スペース・設備ともに国内トップクラスの練習環境を整え、充実した環境で演技に磨きを掛けている。
個々の自主性を重んじ、自らが考えて行動できる選手の育成を目指す同部。悩みや問題点があれば、指導者が選手の意向を汲み取り、アドバイスや技のポイントなどを指導。それを踏まえて選手自身が自分のできる技を考え、演技の構成を組み立てていく。山本監督は、難しい技に果敢にチャレンジし、練習を積んでその技を習得すること、できなかったことができるようになることが体操競技の面白さであり最大の魅力だと言う。一方、そればかりに気を取られて難しい技を多く取り入れたために、体操競技の基本である美しさを損なってしまっては意味がないことを選手たちに伝え、それぞれが一番美しい演技ができるよう指導している。体操を通した人間形成について山本監督は、「素直な心、常に謙虚な心を持った人になってほしいと願っています。それは、社会に出た時に必ず本人のためになる部分だと思います。常に挑戦することを忘れず、素直な心で人の意見を聞き、反省しながら自分自身を見つめ直せる人になってほしいです」と話す。
東海北信越エリアでは、男女ともに優勝を飾った同部。次の目標は全日本学生体操選手権。女子は2部での団体優勝、男子は1部団体入賞を目指す。
■チーム情報
所在地：磐田キャンパス（磐田市大原1572-1） 部員数：65名（男子：4年10名・3年13名・2年10名・1年6名、女子：4年4名・3年12名・2年6名・1年4名） 主な戦績：男子／全日本学生体操選手権2部団体優勝（2021年※2022年より1部昇格）、東海北信越学生体操選手権団体・個人優勝（2021年）、全日本体操種目別選手権跳馬2位（2021年）、女子／全日本学生体操選手権2部団体優勝（2020年）、東海北信越学生体操選手権団体優勝（2021年）
■カントク紹介
山本 新吾郎
静岡市出身。静岡学園高校時にインターハイ個人総合・種目別入賞。日本大学に進学し、全日本インカレ1部団体優勝。卒業後は河合楽器体操部で社会人選手として活躍。2004年から同校体操部コーチに就任し、2007年から現職。
