力強くこう叫ぶ。
「甲子園に行く!」
浜松市立高校
野球部
春大西部予選の3回戦、自信を持って挑んだ常葉大菊川高校戦だが、結果は3対9で敗退。点差以上に力の差を実感した試合となった。この敗戦を経て、チームテーマは“まだ足りない”になった。野球の技術だけではなく、体力、さらにはメンタルと、全ての面でのレベルアップが必要だと感じた。
練習では、専用グランドを持ち、さらに雨天練習場も併設されており、環境は抜群。進学校のため練習時間は長くはないが、効率を追求し、密度の濃い練習を行っている。
水谷監督に話を聞いた。
「バッテリーを中心に守り勝つ野球というのが今年のチームの目指すカタチだと思います。攻撃力が弱いので、とにかくひとつ先の塁を狙い、泥臭く1点を奪い取る野球ができるようになるか。それが夏までの課題ですね」
キャプテンの小野田周氣くんはこう話す。
「今年は、とにかく元気があるチームです。だから波に乗ったら爆発力があるはず。日々の練習を大事にしたうえで、大会では波に乗って、打線爆発と行きたいです。甲子園に行きます!」。
力強い言葉が印象的だった。
なお、浜松市立高校は7月8日、掛川球場の第一試合で島田工業高校と対戦する。
※メンバー表はジュニアアスリートプラス掲載時のものです。