シード校を倒し
ベスト8を狙う。
浜松日体高校
野球部
秋大で敗れた浜松市立を、春大では大逆転で下し、創部初となる県大会へ出場した浜松日体高校。
日本体育大学の「ワンファミリー化」に伴い、姉妹校となって3年。
同大学への進学を希望する選手が多く在籍。着々と進めてきた強化のカタチが成果として表れてきた。
グランドは、サッカー部、陸上部と共用のため、広く使うことはできないが、効率を追求することで、そのハンデをプラスに転換してきた。
練習時間は午後4時から7時まで。「攻撃は最大の防御」という考えの元、バッティング練習に多くの時間を割く。
さらに、一層、人間的な成長を促すため、年明けから部内に、風紀委員や技術委員などの委員会を設置。選手自らに自覚と責任を持たせることで、少しずつ、粘り強さやしつこさが身に付いてきているという。
主将の和田翔太くんに話を聞いた。
「一緒にバカができる、最高の仲間が揃っています(笑)。夏は一つでも多く勝って、ベスト8まで進むのがチーム目標。できれば、静岡高校に勝ち、甲子園に行きたいです」。
シード校を倒して、ベスト8進出を狙う。