令和5年11月4日に小笠山総合運動公園で行われた『静岡県高等学校駅伝競走大会』で優勝を果たした浜松日体高校。2年ぶり9回目となる全国大会出場を決めた。
いざ、都大路へ。
浜松日体高校 陸上競技部
令和5年11月4日に小笠山総合運動公園で行われた『静岡県高等学校駅伝競走大会』で優勝を果たした浜松日体高校。2年ぶり9回目となる全国大会出場を決めた。
総合力の高さを見せつけた。「前半は、トップでなくても、3区までで1分以内の差であれば後半で巻き返せると考えていました」と小川伊央主将は話した。しかし、その想定とは違った展開となる。1区を任された古井海成が力走。トップと2秒差の2位で襷を繋ぐと、2区の佐藤瑞城が早々にトップに立つ。「トップで襷を受け取ったので、そのまま次に繋げることだけを考えて走りました」と小川。4区で浜松開誠館高校に2秒差まで詰められるも、最後まで踏ん張りトップで5区へ。5区では、竹下諒が区間新記録の快走で差を28秒まで広げると、その後も差を広げ続け、終わってみれば2位に1分以上の差をつけ圧勝。全員が区間2位以内と総合力の高さを見せ、2年ぶり9回目の全国大会出場を果たした。
「2年前に都大路を走った先輩たちは、意識も高く、まとまりもあった。そのチームに追いつけるように、この一年取り組んできました。全国20位以内という目標を達成して、最後のレースを締めくくりたいです」と小川。また、競歩でインターハイに出場し、今は主務としてチームを支える小桐は、「下級生には力のある選手もいますが、意識や取り組み方などでは、上級生と差があります。僕たちは、そうした背中を後輩に見せていきたいですし、後輩にはたくさん吸収してほしいと思います。そして、来年も再来年も都大路を走れるようなチームを作っていってほしいです」と話す。
全国20位以内を目指して、12月24日、都大路を駆け抜ける。