歴史と伝統を誇る浜松商業高校陸上競技部。この夏も、円盤投げの藤岡広樹(3年)が全国3位、三段跳びの髙木智樹(2年)がU18の大会で全国9位となるなど、全国を舞台に活躍する選手が数多く所属する。
「全国総合優勝」を掲げ 一日一日を積み上げる。
歴史と伝統を誇る浜松商業高校陸上競技部。この夏も、円盤投げの藤岡広樹(3年)が全国3位、三段跳びの髙木智樹(2年)がU18の大会で全国9位となるなど、全国を舞台に活躍する選手が数多く所属する。
近年の部の特徴はフィールド種目の強さ。県内ではトップクラスの選手が揃い、東海大会、全国大会で活躍。そんな彼らが中心となり、選手間で指摘しあいながら、技術を高め合っていくのがスタイル。特に、全国で活躍する先輩のアドバイスは後輩にとって金言。身近な憧れからの助言は選手を素直にさせ、真っ直ぐ競技に向き合う姿勢が養われる。この姿勢が新たな記録を生み出す原動力となっているとともに、選手の自立を促す要因にもなっている。各種目ごとに絶対的なエースがおり、聞くだけではなく、実際にプレーを見て、参考にできることも強みのひとつ。選手間で意見交換しながら、各々がまだ見ぬ高みを目指す。
日々の取り組みについて、柴田英志部長に話を聞いた。「一人でもモチベーションが下がったり、やる気のなさが見えてしまうと、チーム全体に影響してしまうので、一人ひとりが自覚と責任のある行動を持って、練習に日々臨んでいます。1年生がたくさん入部してくれたので、一層盛り上がってきたと感じています」
部として掲げるのは、代々引き継がれている目標でもある『全国総合優勝』。日々の積み上げで、それを引き寄せる。
TEAM DATA
所在地 : 浜松市中区文丘町4-11 学校創立 : 1899年 部員数 : 72名(3年25名・2年16名・1年22名、マネージャー3年2名・2年4名・1年3名)