少数精鋭で目指すベスト8。
西遠女子学園高校
バスケットボール部
全国高校総体に3度の出場経験を持つ“名門”西遠女子学園高校。
しかしながら、部員数は年々減少。
ここ20年ほどは、県の優勝争いから遠退いており、復活への糸口を掴みたいところだ。
チームテーマは『自主性をもつこと』。
練習は、朝の1時間と、午後4時15分から7時まで。
バレー部を始めとした他部活や中学との兼ね合いから、使用できるのは体育館の4分の1程度。限られたスペースで効率の良い練習を心掛けている。
中学からの持ち上がりの選手が多く、一貫したバスケットを貫いているため、高校では、練習メニューを選手たち自身で考案。
自分たちの長所や短所を見つめ直し、考えることでレベルアップを図っていく。
鈴木監督は、
「昨年からフィジカルの強化を図ってきました。少しずつ力強さが出てきたと思います」と話す。
スピード重視の西遠スタイルに力強さが加わった。
チームの半数がミニバスからの仲間ということもあり、チームワークは抜群。
少数精鋭で県ベスト8を目指す。