令和7年11月2日に小笠山総合運動公園で行われた『令和7年度静岡県高等学校駅伝競走大会』で大会3連覇を達成した浜松日体高校。3年連続11回目の全国大会出場を決めた。

3年連続11回目の都大路出場。

浜松日体高校 陸上競技部

令和7年11月2日に小笠山総合運動公園で行われた『令和7年度静岡県高等学校駅伝競走大会』で大会3連覇を達成した浜松日体高校。3年連続11回目の全国大会出場を決めた。

想定していた通りにはレースは進まなかった。「自分が行かなくてはいけないというプレッシャーに負けてしまい、固くなって本来の走りができませんでした」と1区の竹下が話すように、1区で5位と想定よりも少し出遅れる形となった。しかし、2区で松下が1つ順位を上げると、3区では柘植が区間賞の走りで2つ順位を上げて2位で4区へ。4区の佐藤が藤枝明誠高校を捉えてトップに立つと、5区の藤田、6区の石田も区間賞を獲得する見事な走りを見せ、差を大きく広げた。最後はキャプテン小川がきっちりと締め、トップでゴールテープを切った。序盤こそ遅れを取ったが、最後は2位に1分56秒の差をつけて完勝。総合力の高さを見せ、3年連続となる全国大会への切符を掴んだ。

1年時から主力を担ってきた3年生を軸に、力のある1年生が加わった今年のチーム。「自分たちがもっともっとやらなくてはいけない」と3年生は口にする。県大会で優勝はしたものの、タイム的には昨年よりも2分ほど遅く、自分たちの力がまだ足りていないことを痛感した。3年生にとっては3度目となる都大路。目標は20位以内。一昨年、昨年とその目標には届かなかった。今年こそは目標を達成し、自分たちの力を証明する。



山本技建

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