野球を心から楽しみ、悲願のリーグ制覇を狙う。

静岡産業大学 硬式野球部

静岡産業大学
硬式野球部

昨年の秋、今年の春と2季連続で優勝争いを演じるも、あと一歩のところで優勝を逃した。その悔しさを晴らすため、例年はほとんど残らない4年生が全員現役を続行。学生生活最後となる今季、チーム一丸となって悲願のリーグ制覇を狙う。

チームコンセプトは、自ら考え野球を楽しむこと。学生生活最後となる大学野球という舞台で、厳しさの中に楽しさを見つけ、それぞれが組織として、個人として成長することを目指す。全体練習は16時から19時の3時間程度。練習メニューはキャプテンを中心に選手たち自身で考え、その後は、自主練習や課題練習に時間を費やす。高校までとは違い大学では講義が選択制になることもあり、時間の使い方にも幅が出てくる。自由が多くなる分、責任もついてくるが、自らやるという自主性が育まれていく。4年間という限りある時間をどのように使っていくのか。自分なりの時間の使い方が大学生にはより顕著に求められる。

悲願のリーグ制覇へと動き出した同校野球部。秋に向けては、全体的な肉付けをしていくとともに、投手陣の整備をし、守備力の強化を図る。また、春では精神面での脆さも露呈し、勝ち切れなかったことが終盤に響いたこともあり、より貪欲に勝利を目指すことを徹底していく。

甲子園を目指す高校生たちには、この夏を全力で戦ってほしい。そしてその後は、その先にある大学野球にも目を向けてみてほしい。地元で輝きを放つ先輩たちがすぐ傍にいる。

■チーム情報
所在地 : 磐田キャンパス(磐田市大原1572-1) 部員数 : 71名(4年12名・3年8名・2年23名・1年26名、マネージャー:2年2名) 主な成績 : 2000年秋季東海地区選手権大会3位、2003年全日本大学野球選手権大会出場、2018年秋季東海地区選手権大会出場 主なOB : 大盛穂(広島東洋カープ/2019年3月卒業)

■カントク紹介
萩原 輝久
静岡市出身。静岡学園高校、亜細亜大学を経て実業団の東芝府中でプレー。現役引退後は、母校の静岡学園高の監督を経て、同校監督に就任。一度監督を離れ、3年前より再びチームの指揮を執る。

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