バッティングを武器に
ベスト16を目指す。
天竜高校
野球部
創部5年目を迎えた天竜高校。
「今年のチームは、勝利への執着心や本気度が昨年よりも低く、練習中も全力でやっているのか疑問に感じることも多かった。能力が高いだけにとても勿体ない」と話すのは、中道監督。
そのため、今年のチームスローガンは『Never Give Up』。どんな時でも全力で取り組み、最後まで諦めない精神を大切にするため、この言葉を選んだ。
今年のチームの特徴は、バッティング。
今年は、冬場の走り込みを減らし、その時間をバッティング練習に費やしてきた。練習では、ピッチングマシンに頼らず、生きた球を打つことを中心に行い、実戦感覚を養いながら、その武器に磨きを掛けてきた。
「新チームになったばかりの頃は、まとまりもなくチームがバラバラでした。今では、少しずつですが、まとまってきたと思います。自分たちの武器である打撃で勝利を掴みたい」とキャプテンの谷川智也くんは話す。
寡黙ながら背中で引っ張るキャプテンの下、諦めることなく、泥臭く、ベスト16入りを目指す。
なお、天竜高校は7月14日、浜岡球場の第二試合で浜松南高校と対戦する。
※メンバー行はジュニアアスリートプラス掲載時のものです。