『令和7年度全国高等学校バスケットボール選手権大会』の静岡県大会で優勝を果たした浜松開誠館高校。前人未到の大会10連覇を達成し、10年連続11回目の全国大会出場を決めた。

前人未到の県10連覇。女王が今年も全国へ。
浜松開誠館高校 女子バスケットボール部
『令和7年度全国高等学校バスケットボール選手権大会』の静岡県大会で優勝を果たした浜松開誠館高校。前人未到の大会10連覇を達成し、10年連続11回目の全国大会出場を決めた。
大会前にケガで主力選手が戦線を離脱。戦力が整わない中で大会を迎えたが、初戦となった4回戦の袋井商業高校(173対21)、5回戦の三島南高校(101対49)と100点ゲームで圧倒し、ベスト8に進出。準々決勝でも沼津商業高校を73対39で下し、順調にベスト4まで駒を進めた。
迎えた準決勝。相手は、浜松学院興誠高校。試合は、常に先行するも中々引き離せないまま、時間が経過していく。中盤以降は、リードを許す場面もあり、興誠の粘り強さに手を焼きながらも、最後は競り勝ち、71対63で勝利。決勝進出を果たした。決勝の相手は、市立沼津高校。立ち上がりにペースを握られ、20対24と4点を追って第2ピリオドに入るが、ここで一気に突き放すと、最後までこのリードを守り切り、65対56で勝利。近年では、最も苦しんだ大会となったが、女王のプライドが勝り、大会10連覇を達成。今年も全国大会への切符を掴み取った。
全国大会の初戦の相手は、東海大学付属福岡高校(福岡)。留学生を擁する強豪を相手に高さでは分が悪い。シュート精度を上げ、リバウンドの回数を減らすことで自分たちの土俵で戦う。目標は全国ベスト4。初戦突破を果たし、まずはその第一歩を踏み出す。










