今年で8回目の開催となる『浜松市内高校野球大会』。決勝戦へ進出したのは、秋季東海大会ベスト8の聖隷クリストファー高校と秋季県大会出場の浜松日体高校。聖隷クリストファーがチャンスを確実にモノにし、優勝を果たした。

聖隷クリストファー高校が優勝。

第8回浜松市内高校野球大会

令和6年11月9日に浜松球場で準決勝、決勝が行われた『第8回浜松市内高校野球大会』。

ベスト4に進出したのは、秋季大会で県大会出場の浜名高校と、同じく県大会出場の浜松日体高校、浜松城北工業高校と、秋季東海大会ベスト8の聖隷クリストファー高校の4校。

準決勝第一試合は、浜名と日体が対戦。浜名の攻撃陣がヒットを積み重ねるが、試合巧者ぶりを見せつけた日体が4対2で浜名を下し、決勝進出を決めた。準決勝第二試合は城北と聖隷が対戦。試合は1点を争う好ゲームとなったが、巧みな投手交代で城北を振り切った聖隷が5対3で勝利し、決勝へと駒を進めた。

決勝戦は日体と聖隷の対戦。初回の日体の攻撃は、ワンアウトからライト前ヒットでランナーを出すも、素早い牽制で刺されチャンスを逃す。その裏の聖隷は先頭打者がファーストストライクを強振しヒットで出塁。送りバントと内野ゴロの間に3塁までランナーを進めるも後続が倒れ無得点。2回表の日体は三者凡退。その裏の聖隷。先頭打者がヒットで出塁すると、続く打者の打球を日体内野手がエラー。ノーアウトランナー1塁、3塁と聖隷が大きなチャンスを迎える。続く打者のセカンドゴロの間に3塁ランナーが生還し、聖隷が1点を先制。さらにヒットと内野安打でチャンスを広げるも、日体守備陣が踏ん張り、1失点で切り抜ける。2回が終わって1対0と聖隷がリード。何とか追いつきたい日体だが、この回も三者凡退。その裏の聖隷は内野ゴロ二つでツーアウトとなるも、ヒットと死球でチャンスを作る。続く打者の鋭い打球が正面に飛ぶも惜しくも捕球できず、2塁ランナーが一気に生還。3回が終わって2対0と聖隷がリードを広げた。4回表の日体は、ワンアウトからヒットで出塁するも後続が倒れ無得点。その裏の聖隷は、ヒットと死球でランナーを出すも得点ならず。4回が終わって2対0と聖隷がリード。5回表の日体は三者凡退。その裏の聖隷はツーアウトから足を絡めた攻撃で満塁のチャンスを作るも、日体守備陣が踏ん張り無得点。5回終わって2対0と聖隷がリード。6回表の日体の攻撃。何とかチャンスを作りたいが、ここも三者凡退に倒れる。その裏の聖隷はワンアウトから連打でチャンスを作るが、ここも日体守備陣が踏ん張り無得点。6回が終わり2対0で聖隷がリード。7回表、日体は連打でノーアウト1塁、2塁のチャンス。ここで聖隷は背番号1を投入。日体はワンアウトとなるが、続く打者がヒットを放ち、満塁のチャンスを作ると、続く打者がセンター前へヒットを放ち、遂に1点を返すことに成功。さらに同点打を狙うも、後続が倒れこの回1点止まり。その裏の聖隷はワンアウトからランナーを出すも得点を奪えず、7回が終わって2対1。聖隷リードもその差わずか1点となった。8回表の日体はヒットと送りバントでランナーを2塁に進めるも、後続が抑えれられ無得点。その裏の聖隷は先頭打者が四球で出塁すると、足を絡めた攻撃でチャンスを拡大。ヒットやスクイズなどで一挙5点を挙げ、試合を決めた。試合は結局、7対1で聖隷が勝利。今年も優勝を飾った。



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