取り戻した“チャレンジ精神”
を武器に、今度こそ全国へ。

西遠女子学園高校
バレーボール部
全日本選手権(春高バレー)では、第3回大会の優勝を皮切りに、14連覇を含む15回の全国大会出場を誇る西遠女子学園高校。
今年の新人戦では、52年ぶりに県の王者へと返り咲き、“古豪復活”を印象づけた。
第1シードとして臨んだ高校総体の県大会では、準決勝でまさかの敗戦。
その分、今大会に懸ける想いは強い。
顧問の新井先生はチームについてこう語る。
「チームのモットーは“笑顔と声”。しかしながら総体では、みんながそれを忘れてしまっていた。大会まで順調だったこともあり、技に走ってしまった。ウチは危なげなく準決勝まで勝ち上がったため、チームの異変に気付かなかった。一方の駿河総合はフルセットの接戦を勝ち上がり、ノっていた。試合が始まり程なくした所で異変に気付いたが、その時にはもう手遅れだった。ピーク作りを見誤った自分のミスです。この間の西部大会ではもう一度課題を明確にして挑み、2年生以下の選手たちがそれを実践し、優勝を果たすことができた。西遠の最大の武器である“気持ち”を取り戻すことができました。価値のある優勝だったと思います」
練習時間は午後4時から7時頃まで。
強豪である西遠女子学園中学校からの持ち上がりの選手が多く、基礎レベルは高いが、大会後には基礎の確認、大会が近づくにつれ実戦を増やしていくのが西遠流。
同じコートで練習する中学生とも試合を行い、試合感覚を磨いて大会に臨む。
再び取り戻した“チャレンジ精神”を武器に、今度こそ全国を掴み取る。

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