令和6年7月31日から8月4日までの5日間にわたって『第1回Connecting Community杯 in 磐田』が開催され、全国屈指の強豪が磐田の地で熱戦を繰り広げた。
全国屈指の強豪が磐田に集結。
第1回Connecting Community杯 in 磐田
令和6年7月31日から8月4日までの5日間にわたり『第1回コネクティングコミュニティー杯 』がゆめりあサッカー場ほか4会場で開催された。『裏インターハイ』の位置付けとして企画された今大会には、流通経済大学附属柏高校(千葉)や前橋育英高校(群馬)、滝川第二高校(兵庫)、岡山学芸館高校(岡山)といった選手権で全国優勝経験のある名門を始め、各地の強豪校のトップチームが集結。県西部地区からは、浜松開誠館高校と磐田東高校、聖隷クリストファー高校、磐田西高校の4校が出場した。 大会は、7チームずつ4ブロックに分かれてリーグ戦を戦い、リーグ戦での順位ごとにトーナメントを行い最終順位を決める。
αグループに入った開誠館は、初戦で今治東高校(愛媛)に敗れるも、その後は前橋育英、多摩大目黒高校(東京)、佐賀東高校(佐賀)と引き分け、日本文理高校(新潟)と鹿児島高校(鹿児島)に勝利し、2勝3分1敗でグループ3位。
βグループの磐田東は、初戦で三田学園高校(兵庫)に2対1で勝利。初陣を飾ったが、その後は流経大柏、浦和学院高校(埼玉)、東海大附属福岡高校(福岡)、帝京第三高校(山梨)に敗れ、日本大学豊山高校(東京)に引き分け、1勝1分4敗で6位。
γグループの聖隷クリストファー高校は、初戦で富士市立高校に敗れるも、次戦で岡山学芸館に2対1で勝利。しかしその後は、滝川第二、武南高校(埼玉)、関東第一高校(東京)に敗れ、安芸南高校(広島)と引き分けの1勝1分4敗で6位となった。
4日目からの順位決定トーナメント。25位決定リーグに出場した磐田西は、今治東、日本大学豊山、安芸南、旭川実業高校(北海道)に敗れて29位。聖隷と磐田東は17位決定トーナメントに出場し、聖隷は、初戦で帝京第三、その後の広島皆実高校(広島)にも敗れ23位、磐田東は、初戦で武南にPK戦の末敗れたものの、その後の四日市中央工業高校(三重)に3対0で勝利し21位。9位決定トーナメントに出場した開誠館は、初戦で豊川高校(愛知)に2対0で勝利すると、2回戦では関東第一を3対1 で退け、決勝に進出。決勝では、富士市立との静岡対決を1対0で制し、9位で大会を終えた。
北は北海道、南は鹿児島まで、全国各地の高校生が凌ぎを削った今大会。使用するグラウンドは、スポーツ交流の里ゆめりあをはじめ、全てが天然芝のグラウンド。環境に恵まれた利点を最大限に活かし、行政や民間企業とも連携しながら、来年以降も大会を継続していく。また、全国屈指の強豪同士の試合を間近で見られることは、中学生や小学生といった下のカテゴリーの選手にとって、非常に大きな刺激となる。次世代の選手たちが、いつかはこの舞台で戦いたいと思えるような大会にしていってほしいと思う。