全国大会の初戦は12月23日に慶進高校(山口)と対戦する。それに勝つと次の相手は、前回大会王者で今年の全国総体も制した京都精華学園高校(京都)。一戦一戦に全力を尽くし、王者を倒してベスト4への道を切り開く。
全国4強に挑む。
浜松開誠館高校女子バスケットボール部
『令和5年度第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会』の県大会で大会8連覇を達成し、8年連続9回目の全国大会出場を決めた浜松開誠館高校女子バスケットボール部。
初戦となる3回戦の浜松湖東高校(118対48)、続く静岡女子高校(133対53)、準々決勝の浜松南高校(83対41)と3戦連続でダブルスコアを達成し、ベスト4進出を果たした。準決勝の相手は、浜松学院高校。試合は、常に開誠館がリードするも、なかなか突き放せず36対31と5点をリードして後半戦へ。後半に入りエンジンを掛け直した開誠館は、リードを広げると、最後まで追いすがる浜松学院を79対63で退け、決勝に駒を進めた。決勝の相手は、市立沼津高校。序盤こそ一進一退の攻防となったが、徐々に主導権を掴み後半には最大20点差までリードを広げると、その後も安定した試合運びを見せ、69対57で市立沼津を下して、大会8連覇を達成した。
「自分たちのバスケットができなかった」と選手たちは口にするが、それでも県内高校との連勝記録を141に伸ばし、3大大会(新人戦、総体、選手権)21連覇を達成。絶対王者としての力を示し、目標である『全国ベスト4』への挑戦権を今年も獲得した。全国大会の初戦は12月23日に慶進高校(山口)と対戦する。それに勝つと次の相手は、前回大会王者で今年の全国総体も制した京都精華学園高校(京都)。一戦一戦に全力を尽くし、王者を倒してベスト4への道を切り開く。