まずは県大会を制し今年も全国への切符を掴む。そして昨年辿り着けなかった全国ベスト4へ。そこから日本一を狙う。

目指すは日本一。まずは全国ベスト4に入る。

聖隷クリストファー高校男子バレーボール部

昨年は、コロナにより新人戦を出場辞退という形になったため、総体はノーシードでの出場となったものの、西部大会、県大会と優勝を収め、格の違いを見せつけた聖隷クリストファー高校。その後の全国大会でも強豪を次々と薙ぎ倒し、全国ベスト8進出を果たした。春高バレーでも県大会を制し、県二冠を達成して、新チームにそのバトンを渡した。

昨年からの主力を多く残し、優勝候補筆頭として挑んだ新人戦では、他を圧倒し、オールストレート勝ちで優勝。今年も王座に君臨している。そんなチームの中心として活躍するのは、U18日本代表にも選出された絶対的エース小野駿太。レシーブを丁寧に上げ、コンビを活かしながら、最後は小野が決め切るというのが必勝パターンだ。しかしながら、エースに対してはどのチームも対策を講じてくる。「小野がマークされることは分かりきっています。その時に、他の選手たちがもっと点を取れるようにならないといけないと感じています」とアタッカーの小山朔歩は話す。エースに引っ張られるだけではなく、チームでエースを支えられるように。そうすれば、チームはもうひとつ上のレベルへと到達する。

まずは県大会を制し今年も全国への切符を掴む。そして昨年辿り着けなかった全国ベスト4へ。そこから日本一を狙う。

TEAM DATA
所在地:浜松市北区三方原町3453 学校創立:1966年 部員数:39名(3年15名・2年9名・1年13名、マネージャー:2年2名) 主な成績:全国高校総体ベスト8(2022年)・県大会優勝(1994年・1997年・2001年・2004年・2007年~2011年・2013年~2015年・2018年~2020年・2022年)、選手権県大会優勝(1998年・2003年・2005年・2007年・2009年~2012年・2014年・2015年・2020年・2022年)、新人戦県大会優勝(1987年・1996年・1999年・2003年・2007年・2009年~2011年・2013年・2019年・2022年)


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