百人一首は元々かるたをするためにできたものではないですけど、それがゲームになって、現代まで残っていて。そういったルーツも面白いと思いますし、かるたを通して和歌の世界に触れられるということも魅力だと思います。
澤村花菜
浜松西高校百人一首部
競技かるたを始めたきっかけは?
母が競技かるたをやっていたことと、当時ちはやふるが流行り出した時期で、それを読んだことがきっかけで、小学2年生の時に始めました。
小学校の時の所属は?
母がかるた会を開いていて、そこで遊んでいるような形で始めました。
中学で浜松西高中等部を選んだ理由は?
百人一首部があることを知っていて、中学から入れると思って入学したのですが、入れなくて(笑)。なので、中学の時は卓球部に入っていました。
中学の時もかるたを続けていた?
そうですね。ただ、高校では百人一首部に入ることを決めていたので、自分たちの代になった最後の中学2年からの1年間は部活に専念しようと決めていました。その間はかるたから離れましたね。
実際に入ってみてどうでしたか?
かるたもやってきていたし、当時C級だったので、ブランクがあっても正直もう少しできると思っていたのですが、入ったときは誰にも勝てなくて。先輩たちは強いし、みんな読みもするし、藤田先生が指導してくれるし、環境がすごく良いなと思いました。
今年のチームの特徴は?
かるたに真剣に向き合って、それぞれが楽しんでやれていると感じています。
競技かるたをやっていて楽しい瞬間は?
試合に勝てた時と、負けても格上の相手に良い試合ができた時は楽しいと感じます。
難しいと感じる瞬間は?
札が上手く取れない時です。
競技かるたの魅力は?
百人一首は元々かるたをするためにできたものではないですけど、それがゲームになって、現代まで残っていて。そういったルーツも面白いと思いますし、かるたを通して和歌の世界に触れられるということも魅力だと思います。
今後の目標は?
団体戦で近江神宮に行って優勝することです。個人的には、今B級なので、A級に上がりたいです。
Profile/Sawamura Hana
2005年4月21日、浜松市生まれ。富塚小学校から浜松西高校中等部へ。小学2年生の時にしののめ会(現浜松かるた会)で競技かるたを始める。中学時は卓球部に所属。高校で百人一首部に入り、1年秋からメンバー入り。B級。