自分たちのサッカースタイル
で挑戦する。
浜松西高校
サッカー部
新人戦、総体と県大会出場を果たした浜松西高校。
県内屈指の進学校であるため、3年生は総体後に引退。
選手権へは、2年生以下の新チームで挑む。
練習時間は、午後4時半から6時半までの2時間。
グランドは、野球部や陸上部と共用で、それに各部の中等部が加わるため、使用できるのはグランドの4分の1程度。
「サッカー部は文武一道」と話すのは松山監督。
「勉強も部活も学校生活の一部。両方できて初めて成り立つことを伝えています」。
今年のチームの武器は、攻守にわたる“連動性”。高い位置でボールを奪い、ショートカウンターや人数をかけたサイド攻撃で、敵陣へと攻め込む。
主将の高氏くんに選手権への意気込みを聞いた。
「3年生が抜けて初めての大会なので、自分たちがどこまでできるか、挑戦していきたいです。昨年は2回戦で負けてしまったので、そこは越えていきたいです」。
練習メニューから登録選手にいたるまで、全てを選手自身が決めるのが“西高スタイル”。
自分たちがどこまで通用するのか。
彼らにとって、それを試す場が選手権となる。