金指駅クリーン&イルミネーションというイベントを手掛けています。

川合椋太

川合 椋太
浜松湖北高校 湖北MAGIC株式会社

皆さんは『湖北MAGIC(マジック)』を知っているだろうか。これは浜松湖北高校の中にある“会社”で、「地域と共に!地域を元気に!」をコンセプトに、浜松湖北高校の生徒約960名が“社員”として地域の企業や自治体と連携しながら地域貢献を目指す組織。湖北高校には、普通科のほか、産業マネジメント・(農業科)と産業マネジメント・(工業科)、産業マネジメント・(商業科)があり、これら4つの科が連携して活動している。MAGICという名称は、「普通、農業、工業、商業科の連携」という意味の英語の略称で、生徒が社長を務める“会社”という形態をとっている。MAGICには社長以下、副社長、広報など11名の取締役がおり、全ての運営を生徒自身が行う。

今回は、その湖北MAGICの社長、副社長、そして広報の二人に話を聞いた。

---川合副社長、今、取り組んでいる“事業”は何ですか?

「毎年この時期恒例となった『金指駅クリーン&イルミネーション』というイベントを、12月12日の木曜日、午後3時30分から、金指駅駐車場にて行います。“当社”吹奏楽部と金指小学校の児童の皆さんとの合唱や、一日駅長、いつもお世話になっている金指駅駅長への感謝状の贈呈のほか、当社キャラクター『こほくま』が列車の送迎をします。綿菓子やおしるこ、野菜・お花の苗を販売する模擬店も当社が運営します。目玉となるイルミネーションも当社スタッフがデザインから設置までを手掛けていますので、“冬の一大事業”と言えるかもしれません(笑)」

---副社長に就任したきっかけは?

津田社長に誘われました。少し悩みましたが、「せっかくの機会なのでチャレンジしてみよう」と思い、就任に至りました」

---浜松湖北高校に進学した理由を教えてください。

「1年時に、商業も、農業も、工業も学べる多様性に惹かれたのが進学を決めた理由です。今まで知らないさまざまなことを学べるというのは魅力でした」

---今は何か部活に入っていますが?

「社長と同じビジネス部に入っています。中学では剣道部に所属していましたが、高校では社会で活かせる新しいことを始めてみたいと思っていました」

---将来の目標を教えてください。

「日商簿記3級に合格したので、このまま簿記を勉強して、将来的には公認会計士になれたらと思っています」

活動についての詳細は「浜松湖北高校」webサイトにて。

川合椋太 つなぐ ジュニアアスリートレシピ 静岡産業大学

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