全日本水上スキー選手権大会で
全国3位に輝く。
鈴木 太智
浜松西高校
平成30年9月に大分県で行われた『全日本水上スキー選手権大会』。ジグザグに配置されたポットを高速で回るスラロームのU17部門に出場した鈴木太智くん(浜松西高2年)が見事3位に輝いた。水上スキーを始めたきっかけや、今後の目標などについて、鈴木太智くんに話を聞いた。
---水上スキーを始めたきっかけは?
「幼稚園の時から父に連れられてウェイクボードをやるようになって、小学2年生のときから水上スキーに転向しました」
---浜松西高校中等部に進学した理由は?
「小学校の時はソフトボールをやっていて、ソフトボールを辞めた時に、時間が空いたので、『勉強でもするか』と思い、勉強をしていました。そんな時に西高中等部の受験の話がきて、何となく受けてみたら受かったという感じなので、特別な理由があった訳ではありません(笑)」
---浜松西高中等部に入ってみて感じたことは?
「ちょっと前まで小学生だったのに、高校生と接するというのがとても怖かったです(笑)。ただ、高校生がいることで、文化祭や体育祭などのイベントの規模が大きくなるので、とても盛り上がるなと思いました」
---中学の時は何か部活を?
「野球部に入っていました」
---高校で野球をやるつもりはなかった?
「なかったですね。小学校、中学校とやってきたので、もういいかなと思って(笑)。小さい頃からたまに将棋をやっていたので、高校では囲碁将棋部に入りました」
---水上スキーの選手を目指すようになったのは?
「高校に入ってからですね。高校1年の秋に、大会に出てみないかと声を掛けられて、大会に出たことがきっかけで、そこから本格的に選手を目指すようになりました」
---初めての大会はどうでしたか?
「あまり結果は気にしていなくて、大会ってこんな感じなんだ、ということを知ることができたかなくらいですかね」
---練習はどのくらいの頻度で?
「季節にもよりますが、夏場は週4日くらい、冬場は週2日くらい、浜名湖で練習しています」
---競技をする上で気をつけていることは?
「まずは体調管理ですね。病気などもそうですが、体重も気にしています。体重が増えたり減ったりすると、調整が難しくなってしまうので、できるだけ一定の体重をキープするように心掛けています」
---今後の課題は?
「水上スキーには、ジャンプ、スラローム、トリックと3種類あって、僕はスラロームで大会に出ています。これは、ボートに引っ張られながら左右にあるポットを通過していく競技なのですが、左右のポットへ速く移動するには、板の向きや体勢など、カットの技術が重要となります。なので、そこを調整しながら自分のベストの滑りができるように練習しています」
---今後の目標は?
「僕は早生まれなので、あと1回U17の大会に出ることができます。今年は3位でしたが、来年こそは優勝して、次のステージへ行きたいです。あと、U17スラロームの日本記録にも挑戦したいと思っています」
---将来の夢は?
「水上スキーは大人の競技人口が圧倒的に多く、その大半が大学生の時に始めます。ですので、水上スキーの強い大学に入って競技を続けたいと思いますし、大学生になればもっと技術も上達していると思うので、スラロームだけでなく、トリックやジャンプにも挑戦してみたいと思っています。将来的には家業を継ぎたいと思っているので、大学では経営について学びたいです」
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