努力と工夫で果たす
“打倒静岡高校”。

浜松西高校
野球部
「努力で追いつき 工夫で追い越せ」。
グランド横には、そう書かれた紙が貼られている。
グランドは、中等部や他の部活と共有。普段は内野程度しか使えない。
そのため、練習にはさまざまな工夫が施されている。
ほぼ大半を費やす打撃練習は、バックネットに向かって打つ。
待機中の選手がバッティング中の選手に対してコーチング。
スマホで撮影し、それを見ながら修正を図るのも面白い。
バッティングフォームは独特。
理論派の佐藤監督が考案したもので、“打ち勝つ野球”を実践するうえで欠かせない、チームの根幹となっている。
日々の練習メニューは、選手が考えたものを実践。
練習時間の目安は午後4時から7時まで。
「工夫を施すことで、ウチは他とは違うんだ、という自信を持ってもらいたい」と話すのは佐藤監督。
目標は、昨年度のチームが秋季大会で敗れた静岡高校を倒すこと。
その日から、バッティングマシーンは静高のピッチャーになった。
最後の夏に最高のパフォーマンスを。
努力と工夫を積み重ねてきた浜松西高が、ジャイアントキリングを起こす。
