ひとつひとつを“やりきり”甲子園ベスト8へと向かう。
浜松学院高校 野球部
「やりたいのはベースボールではなく野球。状況判断や間合い、走塁など、しっかりとした野球をやりきりたいですね」と話すのは吉田監督。
粘り強く野球を“やりきり”、無駄な1点を防ぎ、隙をみて奪う1点で勝利をもぎ取る。新チームとなり臨んだ秋季大会では初戦で浜松市立高校に競り負けた（5対6）ものの、敗者復活戦では勝ち星を重ね、県大会出場まであと一歩と迫った。
一層の粘り強さを身に付けるため、冬場には走り込みを中心に、勝負強さを身に付けるための一本打ちや、二つ先の塁を狙う走塁など、野球をやりきるための素地づくりに励んだ。春季大会では初戦で磐田東高校に5対4で競り勝ち、勝負強さの一端を垣間見ることができた。
キャプテンの大野真生くんはこう話す。「試合を重ねることで、徐々にですが野球のカタチができてきています。守備からリズムを作るチームなので、球際のボールを捕りきること、そして二人の投手を中心にリズムに乗って、攻撃へと繋げる野球をしていきたいです」
偉大な先輩たちが刻んだ甲子園ベスト16超えを目指す。
