日本人として
日本の文化を知っておきたい。
伊藤 かんな
オイスカ高校 ダンス部(フラ&タヒチ)
---フラダンスを始めたきっかけは?
「幼稚園の時からダンスはやっていました。最初はダンス部でもヒップホップをやろうと思っていたのですが、先生に『フラの方が面白いよ』と言われたことがきっかけで、フラダンスをやることにしました」
---オイスカ高校に進学を決めた理由は?
「パラグアイで生まれて、パラグアイで育ちましたが、国籍は日本。日本人として日本の文化を知っておきたいという想いがあり、高校は日本に行こうと決めていました。育った街がオイスカ高校と関わりがあり、過去に何人も進学している実績もあったので、この学校への進学を決めました」
---パラグアイから日本に来て感じたことはありますか?
「たくさんありすぎて困ります(笑)。人の多さにビックリしましたし、街がきれいなことにもビックリしました」
---日本への進学について親御さんは?
「応援してくれました。パラグアイは発展途上国なので、親としてはパラグアイから出て学業に励んでほしかったようです。弟もアルゼンチンに行っていますし、快く送り出してもらえたと思っています」
---実際に入ってみてどうですか?
「フラのことはよく知らなかったけど、感謝を込めて踊ることや感情を表現すること、フラの起源なども学ぶことができて良かったと思います」
---将来の夢は?
「大学に進学したいと思っています。観光のことを学んで、それをパラグアイで活かしたい。もっと日本の人にパラグアイのことを知ってもらえるようにしていきたいです」