しつこさと粘り強さで
16年ぶりの甲子園へ。
浜松学院高校
野球部
2年前にシード校を倒し、ベスト8進出を果たした浜松学院高校。
「特徴がないことが最大の武器」と話すのは、就任6年目を迎える吉田監督。
甲子園準優勝を果たし、プロへの道を切り開いた自身の経験を下に、しぶとく粘り強く戦えるチームを作り上げている。大きな強みはないが、大きな弱みもない。どんな相手にも食らいついて戦うことができることが最大の武器となる。
「自論ですが、野球はスポーツではなくゲームだと思っています」と吉田監督は言う。
「野球はボールが止まっている時間がとても長い。その間に頭を働かせ、相手の意図を読み、どうやって自分たちが有利な状況を作るか。将棋やチェスに似たような感覚。だからこそ、運動能力や技術で劣っていても戦い方次第で勝つことができる」と続けた。
キャプテンの加藤翔太くんは、「自分たちは打てないチーム。だからこそ、守りでリズムを作り、少ないチャンスをしっかりと得点に繋げなければいけない。小技を織り交ぜながら粘り強く勝ちを掴みたい」と話す。
目指すのは、16年ぶりとなる甲子園。
なお、浜松学院高校は7月8日、浜松球場の第三試合で磐田農業高校と対戦する。
※メンバーはジュニアアスリートプラス掲載時のものです。