総体での悔しさを胸に
 再び全国の舞台へ。

浜松商業高校

浜松商業高校
男子バレーボール部

総体で県大会を制し、12年ぶりの全国総体出場を果たした浜松商業高校。

チームのモットーは、『激しく、厳しく、楽しく』。
練習は、午後4時から7時までだが、週に2日は、他部活との兼ね合いから5時半までと練習環境が特別恵まれているわけではない。練習では、できる限り多くボールに触れることを考えたメニューをこなす。

稲葉監督は、チームについてこう話す。
「ひと言で言うならば“バレー大好き集団”です。上手くなりたい、強くなりたい、勝ちたいという選手一人ひとりのエネルギーが集結するコートは熱気を帯び、常に活気に溢れています。この雰囲気こそ、浜商バレー部の飛躍を支える原動力だと考えています。だからこそ、日頃から『誰に教わるか』ではなく、『誰がどういうエネルギーを持ってプレーをするか』が最も大切であると伝え続けています」

今年のチームは、とりわけサイズが大きいわけではない。
攻撃はエースの藤春くんが中心。総体では、徹底的に鍛えられた守備力と、緻密に練り上げられた戦術で県大会を制した。

しかし、その後の東海大会、中部日本大会、全国大会では一勝も挙げることができずに惨敗。
新たなバレーを作り上げる必要性にかられた。

春高に向けて取り組むのは“攻撃力アップ”。
サーブから相手を崩すことを課題として練習に取り組み、ブロックに磨きを掛ける。
鉄壁の守備力に多彩な攻撃力を兼ね備えた“ニュー浜商”へのグレードアップを図ってきた。

県王者として迎えるこの大会での合言葉は、『3年生を全国に』。

チーム一丸となって再び全国の舞台へと駆け上がる。

セミナー

関連記事