初戦で浜松東高校を下すと、清水桜が丘高校、浜松日体高校、静清高校といった強豪校をストレートで下し、再び決勝に進出。決勝で再び聖隷に敗れ全国には届かなかったが、最後まで見事に戦い切った。

創部初の県準優勝。雑草軍団が見せた快進撃。

新人戦では西部大会3位と好成績を残したものの、コロナ禍の影響でシード校が出場辞退となったこともあり、下馬評は決して高くなかった。

そんな中で迎えた西部総体。第3シードとして大会に臨むと、初戦で浜松市立高校にフルセットの末に勝利。続く掛川東高校も一蹴し、準決勝に進出。準決勝で優勝した聖隷クリストファー高校に敗れたものの、西部3位で県大会進出を決めた。県総体では、初戦で静岡市立高校を下すと、御殿場南高校、島田樟誠高校、伊豆総合高校と全てフルセットの末に下し、決勝まで上り詰めた。決勝で再び聖隷に敗れたものの、創部初となる県準優勝という快挙を成し遂げた。

総体後も3年生が現役続行を決め、全国を目指して再始動。進路決定と部活を両立しながら、練習を重ね、自分たちの武器である守備力と、コンビネーションにさらなる磨きを掛けた。そして迎えた春高バレーの県予選。初戦で浜松東高校を下すと、清水桜が丘高校、浜松日体高校、静清高校といった強豪校をストレートで下し、再び決勝に進出。決勝で再び聖隷に敗れ全国には届かなかったが、最後まで見事に戦い切った。

中学では無名だった選手ばかり。高校からバレーを始めた選手もいる。それでも自分たちの武器を作り、磨き続ければ、強豪校とも戦えることを立証した。その背中を見た後輩たちが次はどんなチームを作っていくのか。これからの活躍にも注目していきたい。

TEAM DATA
所在地 : 浜松市北区引佐町金指1428 学校創立 : 2015年 部員数 : 35名(3年11名・2年6名・1年12名、マネージャー:6名) 今季成績 : 選手権県大会準優勝、総体東海大会出場・県大会準優勝、新人戦西部大会3位、天皇杯静岡ラウンド準優勝

【ジュニアアスリートチャンネル/浜松湖北高校男子バレーボール部 チーム紹介動画】

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