シード校に打ち勝ち甲子園出場を目指す。

浜松北高校 野球部
「今年はピッチャーがいない年なんですよね」と話すのは増井監督。
新チームとなり迎えた秋季大会では初戦で浜松開誠館高校と対戦し10失点、敗者復活戦となった掛川東高校には8失点し、文字通り“投壊”して敗れた。
転機となったのは、東京大学野球部の浜田監督の招きで、『弱くても勝てます』の題材となった開成高校(東京)と練習試合を行った時のこと。冬場に振り込んだことで打撃に自信を持って挑んだ試合だったが、少ない練習時間と恵まれない環境の中で工夫を凝らす開成高のバッティングに衝撃を受けるとともに、今年のチームの方向性が明確になった。
目指すスタイルは“打ち勝つ”チーム。
さまざまな種類の打撃メニューを組み、毎日500スイングをノルマと課した。その成果が表れたのが春季大会。初戦の浜松南高校戦で10点を挙げると、敗れたものの袋井高校戦でも5点を奪うことができた。課題だったピッチャーも、競い合うことでメドが立ち始めた。
「5点取られても7点取る」のが今年のチーム。まずはシード校撃破を目指す。





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かつては体操の名門校として名を馳せた浜松城北工業高校体操部。一時は低迷期を迎えたものの、現顧問の乾先生が赴任してきたことで、一気に強豪へと復活。現在は7年にわたって県の頂点に経つなど、かつて以上の輝きを取り戻した。その他ジュニアアスリートプラス
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思いやりのある温かい会社だと感じ、「ここで働きたい」と思い入社しました。つなぐジュニアアスリートプラス