新チームとなって迎えた新人戦でも、西部大会で準優勝という成績を収め県大会に出場。県大会では準々決勝で敗れたものの、順位決定戦を勝ち抜き5位。2年連続となる東海選抜出場を果たした。

自分たちの可能性を信じ、全国への道を切り開く。

浜松商業高校 男子卓球部

静岡学園高校や浜松修学舎高校といった強豪私学がひしめき合う中、公立の雄として県トップレベルの成績を維持する浜松商業高校男子卓球部。新チームとなって迎えた新人戦でも、西部大会で準優勝という成績を収め県大会に出場。県大会では準々決勝で敗れたものの、順位決定戦を勝ち抜き5位。2年連続となる東海選抜出場を果たした。

チームで大切にしていることは、自分たちで考えること。2ヵ月に一度ミーティングを行い、自分たちの現状と課題、今後の方針を話し合いながら自分たちで練習メニューを組み立てていく。自主性を養いながら、自己分析力と課題解決力を身につけ、試合中に自分で考えて行動できる選手への成長を促す。また、礼儀や挨拶といった人として大切なことを身につけながら、メリハリを持って活動することを掲げ、常に試合を想定しながら練習のための練習にならないようにすることを徹底している。練習には卒業生も数多く顔を出し、後輩たちの成長をサポートしてくれる。これも伝統校ならではの光景。レベルの高い選手と練習することで選手たちはメキメキと成長を遂げている。

東海選抜では、あと一歩というところで予選敗退となり全国への道が途絶えてしまった。それでも、大会を通して十分な手応えは得ることができた。可能性は0ではない。自分たちの可能性を少しでも高めて総体では全国大会への道を切り開く。

TEAM DATA
所在地 : 浜松市中区文丘町4-11 学校創立 : 1899年 部員数 : 10名(2年6名・1年4名) 主な成績:総体県大会ベスト4(2016年・2019年)・ベスト8(2021年・2022年)、西部大会準優勝(2016年・2018年・2019年・2021年)・ベスト4(2017年・2022年)、新人戦県大会ベスト4(2017年〜2019年・2021年)・ベスト8(2016年・2022年)、西部大会優勝(2018年)・準優勝(2016年・2019年・2022年)・ベスト4(2017年・2021年)

発行情報P35
パルモ

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