勝負強さを身につけ、甲子園初出場を目指す。
聖隷クリストファー高校 野球部
“名将”上村敏正監督が就任して2年目を迎え、秋季大会では、県大会出場を果たした聖隷クリストファー高校。
「今年のチームは、能力的には昨年以上だと思うのですが、勝負所で脆い。それは、意識の差であったり、覚悟であったりしますが、精神的な部分や野球に取り組む姿勢が表れます。少しずつ変わってきてはいますが、まだ足りない」と上村監督。
その言葉通り、春季大会では、初戦で浜名高校に3対4で敗れ、県外の強豪校との練習試合でも接戦で敗れるという試合が続いた。
キャプテンの山本好輝くんもそれは実感しており、「野球は、速い球が投げれるとか、遠くに打てるとかではなく得点を競う競技。なので、チャンスをいかにモノにするかが重要。自分たちには、その勝負強さが足りない。いかにチャンスを作るか、そのチャンスでどう点を取るかを突き詰めていきたいです」と話す。
自分たちが成長した証を見せるため、勝負強く勝ち上がり、初の甲子園出場を目指す。